2020.05.25

コロナで経営苦難に陥ったスモールビジネスを救う一手『Facebook Shops』

おはようございます、ゾノ( @ozonosho )です。

さて、今日はコロナで経営苦難に陥っているスモールビジネスを救う一手になるかもしれない『Facebook Shops』をご紹介いたします。

今月20日にFacebookよりFacebook Shopsが発表されて話題になったのでご存知の方も多いと思います。

この発表を受けて、Facebookの株価は過去最高値を更新しました。

Facebookは広告収益モデルの企業で、広告主はコロナの影響を受けているスモールビジネスが多いため、この時期に株価が過去最高値を更新したのは大きな期待の表れだと思います。

かくいう僕もFacebook株を持っているのでこのニュースを見た時には興奮しました。

Facebook Shopsとは

Facebook Shopsは、FacebookとInstagramのプラットフォーム上で誰でも無料でオンライン店舗を開設できるサービスです。

大きな特徴を挙げると、

  • 事業主は驚くほど簡単に店舗開設できる(Facebookページやinstaアカウントがあれば数分で完了)
  • ユーザーは驚くほど簡単に購入できる(数クリックで決済まで完了)
  • ライブショッピングができる(近日中にリリース)
  • Facebook Shopsで購入したユーザーにはポイントが発行される(近日中にリリース)
  • Shopifyをはじめ有数のECサービスと連携している

こんな感じです。

購買画面のイメージ動画も紹介されているので、気になる方はぜひご覧ください。

ご覧いただくと分かるとおり、シンプルな操作で決済まで完了できます。

いやいや低コストでオンライン店舗を開設するだけなら他にもたくさん手段(日本ならBASE、海外ならShopifyなど)があるじゃないかという方もいると思いますが、Facebookだからこそ生み出せる大きな価値があります。

1億6千万のFacebookページがシームレスに「購買」まで完結できるようになることの凄さ

現在、Facebookページを登録しているスモールビジネスの数は「1億6千万」とのことです。

Facebookページはお店と顧客を繋ぐものでしたが、これまで顧客はお店にたいして「いいね」や「コメント」をすることしか出来ませんでした。

せっかく顧客とお店を繋いでいるのに、最も大事な「購買」を繋げることが出来ていなかったんですよね。

そして今現在、コロナの影響によって様々なスモールビジネスがサービスのオンライン化をおこなっています。

カフェであろうと美容室であろうと、あの手この手で何とかオンラインで提供できるサービスを販売しています。

こういったスモールビジネスの事業者が、BASEやShopifyを利用して新たにwebショップを立ち上げるのではなく、すでにたくさんのファンがついているFacebookページ上でそのまま商品販売をできたら・・・・

メチャメチャシームレスじゃないですか!

という話です。

そもそもBASEやShopifyで新たにwebショップを立ち上げるって発想は、それらのサービスを知らなければ思い浮かびません。

すでに1億6千万のスモールビジネスが利用しているFacebookがこのサービスをはじめることには大きな価値があると思います。

スモールビジネスを救う一手になってほしい

アメリカでは、スモールビジネス(個人事業~中小企業)がアメリカ全体の2/3の職を生み出しています。

そして現在コロナの影響により、スモールビジネスのうち31%が完全に事業を停止している状態で、加えて11%がまもなく完全に事業を停止しないといけない状態になるとのこと。

規模の大小は違えど、日本でも同じ傾向があると思います。

僕も、、、もし自分が今でもカフェを経営していたらどうなっていただろうか、とよく考えます。

Facebookの発表では、苦境にあるスモールビジネスを救うためにこのサービスをリリースしたということが熱く語られていました。

とても良いサービスだと感じたので、応援していきたいです。

※Facebook Shopsは現在全世界の一部アカウントを対象にテストリリース、今後日本での展開も予定中

以上、それでは本日も素敵な1日をお過ごしください(*´`)