2020.03.21

うつ病だって引きこもりだって人は時間を割いたことがちゃんと伸びている

こんにちは、ゾノ( @ozonosho )です。

今日は主に「過去に時間を無駄にしてしまった…」と感じている人に向けて、『たとえどんなことであれ人は時間を割いたことがちゃんと伸びているんだよ』って話を書こうと思います。

うつ病になったことは幸せなことではないけれど、うつ病に割いた時間は今の自分の糧になっている

僕は7年ほど前にうつ病を経験しました。

当時は、仕事はおろか遊びでさえも手につかず、何もできない自分をひたすら責め続ける時期が続きました。自分になんて価値が無いと本気で思っていました。

その後、自分のことを自分で認められるようになりたいと思い、そのときの自分にできることは何かと考えました。

とはいっても仕事はおろか遊びでさえも手につかない状況。

唯一思いついたのが、「今だったらうつ病の人の気持ちが分かる…」ということでした。

そして、悩み相談サイト『ココトモ』をつくり、少しずつ自分に価値を感じられるようになっていきました。

そのとき僕に関わってくれて僕のことを肯定してくれたすべての人のおかげです。

もちろんうつ病になっていなかったらそもそも仕事も遊びも手についていたので、うつ病になったこと自体は幸せでは無いけれど、、、

うつ病になった時間があるおかげで、新しい自分の価値に気づけたのも事実です。

たくさんの時間を無駄にしてしまった…と感じている人へ

僕はココトモの活動をつうじて「たくさんの時間を無駄にしてしまった…」と感じている人に多く出会いました。

中には、何十年間も引きこもっていた人もいました。

本人からしたら何十年間という時間を無駄にして、何一つも得られなかったと感じているかもしれません。

だけど、何十年間も自分のネガティブな感情と向き合ってきたり、何十年間も自分を肯定することができなかったりした人の『弱い人への理解や共感力』というのは、他の人では決して真似できないものでした。

その苦しみを経験した人だからこそ、今苦しんでいる人の心を軽くすることができる。

そんな場面をたくさん見てきました。

だから、時間を割いて伸びるのはスキルとか知識とかだけじゃなくて、悩んだ人には悩んだ時間があるからこそちゃんと伸びているものがあるんだよって思うんですよね(*´`)