ブログ攻略
2018.11.01

直帰率を下げるには?直帰率の意味・確認方法・改善策を解説

サイト運営において、「直帰率」は重要な指標の1つです。
しかし、直帰率は何を指すのか、なぜ重要なのかを知っている人は、意外と多くはないのではないでしょうか。

そこで今回は、直帰率の意味や、離脱率との違い、直帰率が高い時の改善方法などについて、ご紹介したいと思います。

◆目次
1.直帰率とは?直帰率と離脱率の違い
2.直帰率の調べ方、算出方法
3.直帰率は低い方がいい?平均と目標
4.直帰率よりも回遊率・PV数を気にすべき?
5.直帰率を減らすべき記事、気にしなくていい記事
6.直帰率の改善方法
7.さいごに

直帰率とは?直帰率と離脱率の違い

直帰率とはサイトに訪れた時、最初にアクセスしたページから他のページに移動せずに離脱したセッション(訪問)の割合を指します。

ちなみにセッションとは、サイトにアクセスしておこなう一連の行動を指します。
サイトにアクセスしてすぐ離脱(=直帰)しても、何ページか移動しても、セッション数は1つです。

つまり直帰率が高いということは、1ページだけ閲覧して離脱する人が多いということ。
この時、滞在時間は問わず、ユーザーが新規かリピーターかも直帰率には関係しません。

よく直帰率と混同するのが「離脱率」です。
離脱率は、そのページを見たセッションのうち、サイト内の他のページに移動せずに離脱したセッションを指します。

(引用元:直帰率とは?|RICHKA)

直帰はあくまで離脱の一部ですので、直帰率と離脱率はしっかり区別できるようにしましょう。

直帰率の算出方法は、以下の通りです。

直帰率の算出方法
直帰したセッション数÷全セッション数

Googleアナリティクスを利用すると、簡単に調べることができます。

Googleアナリティクスで直帰率を調べる方法

Googleアナリティクスのページにアクセスします。

②左メニューから「ユーザー」⇒「概要」を選択します。

③上記のような画面が表示され、直帰率を確認できます。

この時に表示されるのはサイト全体での直帰率の平均値です。
ページごとの直帰率を確認したい場合には、下記の方法で調べてみてください。

Googleアナリティクスのページにアクセスします。

②左メニューから「行動」⇒「サイトコンテンツ」⇒「ランディングページ」を選択します。

③上記のような画面が表示され、ページごとの直帰率を確認できます。

自身のサイト・記事の直帰率が分かりましたか?
次に、直帰率の平均値・目標をご紹介します。

直帰率は低い方がいい?平均と目標

直帰率の平均は大体40%前後と言われています。
しかし、サイト・ブログのジャンルやページの内容などによって目安となる指標は異なります。
サイトタイプごとの直帰率の平均は以下の通りです。

ブログサイト 70~80%
コーポレートサイト 40~50%
ECサイト 30~40%

特にブログサイトの場合は直帰率が高い傾向にあるため、80%程度であれば改善は急がなくても良いでしょう。
90%を超える場合には、なんらかの改善の措置が必要だと言えます。

直帰率よりも回遊率・PV数を気にすべき?

一般的に直帰率が高いのは問題のあるページで、低いほうが良いとされています。
それは、直帰率が高いと、「ユーザーのニーズ・ウォンツを満たせていない」「ユーザーにとって価値の低いページ」である可能性があるためです。

しかし一方で、「ユーザーが必要とする情報が十分に提供されていて、ユーザーが満足したために直帰する」という可能性もあります。
たとえばブログサイトの場合、リピーターが最新の記事だけを読んで直帰することも考えられます。

また、例えばアフィリエイトのような「他のサイトへ行ってもらうことが目的」の場合は、むしろ直帰率が低いほうが問題。

つまり、直帰率が高いことは、一概に悪いことだとは言えないのです。

そこでおすすめなのが、直帰率だけでなく、他の指標と組み合わせること。

直帰率×CV(コンバージョン)率

CV率とは、そのサイトの全セッションのうち、目標(商品の購入、問い合わせ、各種申し込みなど)を達成したセッションの割合を表したものです。
つまり、CV率が高い=商品がよく売れている、CV率が低い=商品があまり売れていない、ということ。

直帰率が高くても、CV率が高ければ「満足度が低い」とはなりません。
逆に、直帰率をどれだけ低くしても、CVに結びつかない、つまりユーザーが次の行動をとらなければ(商品が売れなければ)良いサイトとは言えないのです。

CVの設定方法

「そもそもCVを設定してない!」
「CVってどう設定するの?」
という方もいらっしゃるかと思いますので、GoogleアナリティクスにおけるCVの設定方法をご紹介します。

Googleアナリティクスのページにアクセスします。

②左メニューから「管理」⇒一番右「ビュー」列の「目標」⇒「+新しい目標」をクリックします。

③「目標設定」をおこないます。「テンプレート」を選択し、「続行」をクリックしてください。

目標設定には「テンプレート」と「カスタム」の2通りがありますが、注文、アカウントの作成、問い合わせ、お気に入りに追加などメジャーなものは用意されているので、CV設定に慣れていない方はテンプレートがおすすめです。

④「目標の説明」を設定します。名前を記入し、タイプを選択した後、「続行」をクリックします。

名前は自分自身が認識できれば大丈夫です。
サービスや商品が増えた時のために、明確にCVがイメージできるものを設定しましょう。

タイプは、サイトの目的などによって最適なものが異なります。
到達ページ:問い合わせ完了画面など、特定のページが読み込まれた時にCVとしてカウントします。
滞在時間:一定時間を越える滞在があった場合、CVとしてカウントされます。
ページビュー数/スクリーンビュー数(セッションあたり):1セッションで一定のPV数を超えた場合に目標達成が表示されます。
イベント:動画を再生、別のサイトへ移動など、ユーザーの特定の行動に対してCVを設定します。

CV設定が初めての方は、イベント申し込みや商品購入などさまざまな場面で活用できる「到達ページ」を選ぶのがおすすめ。
ただしその場合、購入完了後のページをつくる(購入前と購入完了後のページを分ける)必要があるので、その点のみ注意しましょう。

⑤「目標の詳細」を設定します。実際のURLを入力するなど、タイプに応じて設定していきます。最後に「保存」をクリックすれば、CVの設定が完了です。

目標を達成した際に利益が発生する(料金が発生する)場合には「値」をオンにして金額を記入できます。
また、目標を達成するまでに踏むべきページなどステップがある場合には、「目標到達プロセス」をオンにして設定しましょう。

一覧に表示されていれば設定完了です。

CV率の確認方法

CVを設定したら、次に実際のCV率を確認してみましょう。

Googleアナリティクスページにアクセスします。

②左メニューから「コンバージョン」⇒「目標」⇒「概要」を選択します。

③上記のような画面が表示され、目標の完了数やCV率が確認できます。
※尚、CVを複数設定している場合には、グラフ左上の「すべての目標」をクリックすると、目標ごとのCV率や完了数を見ることも可能です。

直帰率×回遊率

回遊率とは、1セッションあたりのPV数を表したものです。
つまり、1人のユーザーがサイト内のページをどれだけ閲覧したのかを示しています。

直帰率は高いが回遊率も高いという場合は、直帰率を下げようとするよりも回遊率を上げようとするほうが良い可能性があります。

特に、コア層向けのサイトや、そもそも業界がニッチな場合、直帰率を下げようとすると、万人受けの記事やコア層を無視した構成になりやすいので要注意。
そういった場合には、新たなファンを獲得しようとするのではなく、コア層に向けた配信を続け、回遊率を上げることでサイトの質を高めるのが効果的でしょう。

回遊率の確認方法

Googleアナリティクスのページにアクセスします。

②左メニューより「ユーザー」⇒「概要」をクリックします。

③上記画面の「ページ/セッション」が、回遊率を示しています。

直帰率×滞在時間

先ほど、直帰率が高くなる要因として、「ユーザーが必要とする情報が十分に提供されていて、ユーザーが満足したために直帰する」があると書きました。

「ユーザーの希望を満たせているのか」の判断基準は、直帰率と滞在時間です。
直帰率が低いということは、ユーザーが次の行動を取っているわけですから、当然ユーザーの希望を満たせたと判断できます。
しかし、直帰率が高くても、そのページの滞在時間が長い場合には、ユーザーの希望を満たしたと言えるのです。

滞在時間が2分を超えていれば、ユーザーがそのページをよく読みこんだと考えてよいでしょう。
逆に、1分を満たしていない、30秒ほどの場合には、そのページはあまり読まれていません。

直帰率が高く、滞在時間が30秒を切っている場合には、そのページの構成や内容を改善していきましょう。

滞在時間の確認方法

Googleアナリティクスのページにアクセスします。

②左メニューから「行動」⇒「概要」を選択します。

③上記のような画面が表示され、平均ページ滞在時間を確認できます。
尚、下にスクロールすると、「ページ」という欄があり、それぞれのURL(またはタイトル)をクリックすると、各ページごとの平均滞在時間を見ることができます。

直帰率×リピーター率

ブログサイトの場合は、リピーター率が上がるに連れ、直帰率も上昇しやすくなります。

これは、新しい記事目当てでアクセスしたリピーターが、該当記事を読んだらすぐに離脱することに起因します。

また、リピーターが多いということは、そのサイトを訪れたユーザーが「また来たい」と思っているというなによりの証拠です。

リピーター率が高いのであれば、直帰率の高さはさほど気にしなくてよいでしょう。

リピーター率の確認方法

Googleアナリティクスのページにアクセスします。

②左メニューから「ユーザー」⇒「行動」⇒「新規とリピーター」を選択します。

③上記のような画面が表示され、新規/リピーター比率が確認できます。「New Visitor」が新規、「Returning Visitor」がリピーターです。

直帰率を減らすべき記事、気にしなくていい記事

先述したように、「直帰率が高い=サイト・記事の質が低い」ということはありません。
しかし、直帰率はユーザーの満足度をあらわす指標の1つ。

直帰率を気にしなくていい記事は、以下のようなものです。

直帰率を気にしなくていい記事

1.自然検索の流入が多い

キーワードによって異なりますが、自然検索・オーガニック検索の流入が多いと、直帰率は高くなりやすいです。

なぜなら、同じ検索キーワードでも、ユーザーによって目的やニーズは異なるから。

また、自然検索の流入はほとんどが新規のユーザーなこともあり、キーワードによっては直帰率が80~90%程度になる場合もあるでしょう。

その検索キーワードがサイトとどれだけ関連性があるのかを考えた上で、あまり関連性がない場合には直帰率が高くとも改善を急ぐ必要はありません。

2.ランディングページ

ランディングページとは、様々な広告・リンクからアクセスした時、一番最初に表示されるページを指します。

一般的にリスティング広告やバナーなどの飛び先は、各サイトのトップページではなく、商品やサービスを売るためのページになります。
この「商品を売るためのページ」が、ランディングページなのです。

専用のページを作れるためターゲットに合わせて最適化しやすいといった利点があるのですが、ランディングページに訪れるのはほとんどが新規のユーザーであり、必然的に直帰率は高くなります。

また、ランディングページの目的はあくまで「商品・サービスを売ること」なので、直帰率が高くとも、CVに結びついていれば問題ないのです。

3.1ページだけで完結している

ブログなどもこれに当たるのですが、その記事・ページだけで完結しているのであれば、直帰率が高くとも問題ありません。

気になるようであれば、滞在時間やリピーター率などを確認し、ユーザーの満足度をチェックしてみましょう。
滞在時間が長い、リピーター率が高い場合には、特に改善は必要ないかと思います。

4.他のサイトへ飛ばすことを目的としている

アフィリエイトサイトなど、他のサイトへ飛ばすことを目的としている場合には、直帰率を気にする必要はありません。
むしろ、直帰率や離脱率が低いということは、外部のサイトへ飛んでいない=成約率が低いことを意味しているのです。

直帰率を減らすべき記事

1.トップページ

トップページは、サイトの目的や商品などを分かりやすく伝え、他のページに移動してもらうためのページです。

特にトップページは、そのサイトをブックマークしている人なども訪れるため、直帰率は低くなりやすいもの。
直帰率が高い場合には、構成を見直すところから改善に取り組みましょう。

2.まとめ記事

まとめ記事も、トップページと同様に「他のページに移動してもらう」ことを目的としています。

直帰率が高いということは、他のページに行く前にユーザーが離脱しているということ。
まとめ記事の本来の役割を果たせていないことになるため、直帰率低下のための改善が必要と考えられます。

3.前後編に分かれている・シリーズものの記事

複数のページをまとめてはいなくとも、前後編に分かれていたり、連載やシリーズ化したりしている場合は、直帰率を気にしましょう。

なぜなら、そのシリーズや連載が魅力的であれば、「後編を読む」「次の記事を読む」というユーザーの行動が発生するはずであり、直帰率の高さ=シリーズの魅力の低さを表しているためです。

他にも、明らかに次の行動を用意している(商品の詳細確認、問い合わせページへのリンクなど)のに直帰率が高い場合には、問題点があると考えましょう。

直帰率の改善方法

直帰率を改善する方法は、以下の5つがあります。

  1. ユーザーのニーズを満たせるようリライトする
  2. ページの見やすさ・使いやすさを改善する
  3. サイト高速化に取り組み、読み込み・動作速度を上げる
  4. モバイル・スマホ対応する
  5. ページから次のアクションに繋げる導線をつくる

それぞれ、具体的にどうしたらいいのかをご紹介します。

①ユーザーのニーズを満たせるようリライトする

まずはなによりも、ユーザーのニーズやウォンツを満たせるようにすることです。
ちなみにニーズとウォンツの違いですが、例えば歯医者で言うと「歯が痛いから」「虫歯の治療をするから」などがニーズ、「歯並びをキレイにしたいから」「ホワイトニングをしたいから」がウォンツです。

歯が痛くて歯医者を探している人に届けるべき情報は、「すぐに予約できる歯医者の見つけ方」や「歯医者に行けない時に痛みを和らげる方法」です。「歯が痛いのって大変ですよね」「放っておくと大変なことに!」といった情報は必要ありませんよね。
該当記事・ページがどちらを満たそうとしているのかは、リライトする上で非常に重要なことなので、必ず一度考えてみてください。

ネット上の記事はいつでも・何回でも書き直せるのが一番の強みですから、ユーザーのニーズ・ウォンツを最大限満たせるコンテンツを目指してください!

尚、リライトの方向性に悩んだ時には、以下のような情報が指針となり得ます。

  • 検索順位上位(1位~3位くらい)の記事
  • サジェストキーワード
  • Googleの関連語
  • 共起語
  • サーチコンソールで見つかった予期せぬ検索キーワード

それぞれ解説します。

検索順位上位(1位~3位くらい)の記事

検索順位が上位ということは、それだけその検索キーワードに対する情報が充実していて、ユーザーの満足度が高いということ。

各見出しの内容や記事の構成などは、参考になるでしょう。

サジェストキーワード

サジェストキーワードとは、検索窓にキーワードを入れた時に出てくる「候補キーワード」のことです。

自分で調べる必要はなく、こちらのサイト「KOUHO.jp」のようなサジェストツールを用いれば、簡単に調べることができます。
サイトにアクセスしてキーワードを入力し、「Go」をクリックするだけ。

重複を削除した全キーワードリストも表示されるので、そちらを参考にしてみてください。

Googleの関連語

Googleの関連語は、Googleで検索した時に一番下に出てくる「○○に関連する検索キーワード」です。

こちらは比較的関連度の高いものが出てくるので、ぜひ記事に組み込みたい情報です。

共起語

共起語とは、あるキーワードが含まれた文章コンテンツの中に、そのキーワードとセットで頻繁に出てくる単語のことを指します。
例えば「ブログ運営」の場合、「初心者」「SEO」「収益」「ワードプレス」などのキーワードが共起語です。

共起語分析ツールを用いれば、簡単に調べられます。
キーワードを記入し、「共起語を抽出する」をクリックするだけ。

関連性が高いキーワードなので、ぜひ調べてみてくださいね。

サーチコンソールで見つかった予期せぬ検索キーワード

サーチコンソール(Search Console、旧:ウェブマスターツール)は、主にGoogle検索結果でサイトのパフォーマンスを管理できる無料ツールです。

Googleアナリティクスと同じように登録手続きが必要となりますが、たいへん便利なので登録を済ませておきましょう。
※まだ登録していないという方は、こちらの登録手順を参考に導入してみてください。

サーチコンソールを利用すると、サイトの「検索クエリ」が確認できます。
検索クエリとは、ユーザーが検索エンジン(GoogleやYahoo!JAPANなど)を利用して検索窓に入力した語句のこと。

つまり、サーチコンソールで検索クエリを調べると、「どんなキーワードで検索したユーザーがあなたのサイトに訪れているか」が分かるのです。
狙ったキーワードがきちんと含まれているかも重要ですが、今回注目したいのは「もともと狙っていなかったキーワード」。

記事を公開すると、当初予定していなかった、思ってもみなかったキーワードで検索したユーザーが記事に辿りつくことがあります。

予期せぬキーワードは、ユーザーの隠れたニーズ。
そのキーワードに合わせた情報を充実させれば、ユーザーのニーズを満たすことができ、より有用な記事になる可能性が高いのです。

○検索クエリの確認方法

Googleサーチコンソールにアクセスします。

②左メニューから「検索トラフィック」⇒「検索アナリティクス」をクリックします。

③上記のような画面が表示され、検索クエリが確認できます。

○サーチコンソールの登録方法

Googleサーチコンソールにアクセスします。

②「プロパティを追加」をクリックします。

③サイトのURLを入力し、「追加」をクリックします。

④「別の方法」⇒「HTMLタグ」を選択し、metaタグをコピーしてサイトの<head>タグ内に埋め込みます。

※WordPressを利用している場合は、<head>タグではなく、下記の方法で埋め込みましょう。(こちらの手順が完了した方は手順⑤へ進んでください。

④-1.ダッシュボードにアクセスし、左メニューから「外観」⇒「テーマの編集」をクリックします。(注意事項が出てきますが、「理解しました」を選べばOKです。)

④-2.右メニューから「テーマヘッダー(header.php)」を選択します。

④-3.表示されたソースの<head>と</head>の間に先ほどコピーしたmetaタグを埋め込みます。今回は、分かりやすく</head>の直前に記入しました。

⑤埋め込みが完了したら、下記の画面に戻り、「確認」をクリックします。

「所有権が認証されました」と表示されれば登録完了です。
導入が完了したら、こちらの内容を参考に、実際にサーチコンソールを活用してみましょう。(※導入してすぐは検索クエリなどの内容は表示されない場合があります。その場合はしばらく時間を置いてから再度確認してみましょう。)

②ページの見やすさ・使いやすさを改善する

PCでもスマホでも、見にくい・使いにくいページでは、ユーザーはすぐに直帰してしまいます。

大切なのが、下記3点。

  1. ファーストビュー
  2. 画面の幅・改行の間隔
  3. 色合いなどのデザイン

ファーストビュ

ファーストビューというのは、そのページにアクセスした時、スクロールせずに最初に表示される部分を指します。

ファーストビューに表示されるのはサイト名やヘッダー、タイトル、記事の最初の1~3行(あるいは画像)程度でしょうが、ここが非常に重要なのです。
この少ない情報の中で、ユーザーに「自分が欲している情報がある」ことを伝え、「ページ全体を読む必要性・有効性」を訴えるのです。

逆にヘッダーが大きすぎたり、フォントが大きすぎて情報が極端に少なくなったりすると、ユーザーの離脱率も大きく伸びる可能性があるので注意しましょう。

画面の幅・改行の間隔

PCで見る場合には、画面の幅。スマホで見る場合には、改行の間隔も大切なポイントです。

幅が極端に広い・改行が極端に多い状態では、記事を読む時の目線の移動が増え、ユーザーの疲労度が増します。
逆の場合も見にくくなってしまうので良くありませんが、だいたい画面の幅は約1200pxと考えると良いでしょう。

改行は、PCの場合3行程度、スマホの場合は5行程度を目安として段落を開けることを推奨しています。

色合いなどのデザイン

特に文字色と背景色は、色によっては一気に可読性を落とす組み合わせも。
画面全体を俯瞰してもきちんと文章が読めるか、拡大が必要な場所はないかを確認すれば、大丈夫かと思います。

③サイト高速化に取り組み、読み込み・動作速度を上げる

サイトの表示速度が遅いと、それだけでユーザーはすぐに離脱してしまうもの。

サイトのパフォーマンス監視などに取り組む「pingdom」は、「Does Page Load Time Really Affect Bounce Rate?」において、Webページの読み込み時間が長くなるほどユーザーの直帰率が増えていくデータを示しました。

これによると、Webページの読み込みにかかる時間が2秒までは直帰率は10%以下にとどまるが、3秒を超えると一気に直帰率が上昇し、5秒かかるとおよそ3分の1のユーザーが直帰しています。


(引用元:Does Page Load Time Really Affect Bounce Rate?|pingdom)

ページの読み込み時間は2秒~3秒までに抑えないと、ユーザーに読んでさえもらえないというわけです。

サイトの表示速度がどれほどかを調べるツールはいろいろありますが、Googleが提供している「PageSpeed Insights」がおすすめです。
サイトのURLを入力して「分析」をクリックすると、最適化の度合いが100点満点で表示されます。

だいたい70点を越えていれば問題ありませんが、85点以上だとユーザーの満足度も高めやすくなります。
※WordPressを利用したサイトの場合、「Googleアナリティクス」「Googleアドセンス」に登録していると、設定方法によっては表示速度が低下するため、点数は低めに表示されます。これはサイトを表示する際に読み込むデータの量が大きくなるためであり、「サイトを表示した後に読み込む」よう設定すれば速度面の影響はありません。

④モバイル・スマホ対応する

スマホ対応とは、サイトをスマホで見た時に、PC用のサイトをそのまま表示するのではなく、スマホ用に最適化されたサイトが表示される状態にすることを指します。

現在は、PCよりもスマホを利用するユーザーが増えています。
スマホ対応することでモバイル検索順位に大きなインパクトがあるとGoogleからも正式発表されているため、SEO対策的にもスマホ対応は必須事項です。

スマホ対応しているかどうかは、Googleの提供している「モバイルフレンドリーテスト」で調べることができます。
URLを入力して「テストを実行」をクリックすると、モバイル対応・スマホ対応の度合いが表示されます。

スマホ対応するにはいろいろな方法がありますが、スマホ専用のサイトをつくるか、レスポンシブデザインにするのがほとんどなようです。

スマホ専用サイトは、デザイン性・視認性は高くなるものの、サイトを2つ運営することになるため、運営面・費用面の負担は大きくなります。

レスポンシブデザインとは、閲覧サイズに応じてCSS(スタイルシート)を切り替えて表示するという方法です。
基本的にはPC用のサイトのデータを利用するので運営面の負担は少なく、タブレットやスマホ等、さまざまなサイズに対応できるので、利便性は高いでしょう。
画面の幅に応じて読み込み画像や表示内容を切り替えられるので、見やすさの点も問題ありません。

また、WordPressを利用したサイトの場合は、プラグインを利用することでスマホ対応が簡単にできます。
サイトをスマホ用に変換してくれるサービスもあるため、手軽に始めたい方、コスト・負担を抑えたい方は調べてみると良いでしょう。

⑤ページから次のアクションに繋げる導線をつくる

直帰率への対策をする上で、「導線」は最も重要と言っても過言ではありません。

特にランディングページは、ユーザーにとって有益であることを一目で分からせる必要があり、その後にどのページを見ればいいのかが理解できる必要があります。
実際にサイトを確認しながら、「ユーザーが迷子にならないか」「次のアクションが用意されているか」を考えてみてください。

1ページで完結している記事だとしても、関連記事を紹介したり、筆者プロフィールを掲載したりすることで、ユーザーが次のアクションを起こしやすくなります。

また、ロゴなどを使って「すぐにトップページに戻れるようにする」ことも重要です。
ほぼすべてのサイトで導入されているため当然に思えるかもしれませんが、トップへの導線を用意することで、ユーザーが迷子になる・目的を見失うことが防げます。

細かくページを分けるのは愚策

たまに、直帰率を下げる・PV数を上げるために、1つの記事を複数のページに分けているのを見かけます。

一時的にPV数は上がるかもしれませんが、ユーザーからすれば「何度もリンクを踏まねばならず面倒」で、「1つ1つのページの内容は薄く見える」のです。
直帰率が低くなっても、ユーザーの満足度が下がっては意味がありません。

きちんとページの質を高め、ユーザーのニーズ・ウォンツを満たした上で次の行動を取るよう働きかけるのが重要なのです。

さいごに

今回は、直帰率の調べ方や直帰率を上げる方法について解説しました。

サイト運営において、直帰率は重要な指標の1つです。
この記事を参考に、サイト・ページを見直し、直帰率の改善を目指してみてくださいね。

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